2013/01/29

革命?

「飛龍伝」見てきました。以下ねたばれ込みの感想です。


学生運動の頃の話。
つか版は知らないので、
どこまでが中屋敷さんの演出なのかわからないし
ん?って思ったことも多々あったんだけど
(というか主人公・神林美智子の心理に追いつけない!)
役者さんたちの熱さにやられてしまった。

間宮くん演じる桂木さんは学生運動「全共闘」の幹部。
彼のクズっぷりがほんとに愛おしいです。
同志を見捨てて何度も逃げ出したり、
自分のことしか考えてなかったりするんだけど
カリスマ然としていた男が崩れていく様とか
弱さを露呈させる瞬間が良いなあ。


彼の表情が本当に好きだ。

何度も良いタイミングで笑わせてくれるんだけど
一番笑ったのは嵐が丘ネタでした。

物語の山場で、
全共闘の伊豆沼が美智子に
山崎の元から早く戻るように説得するシーンは
本当に泣いてしまった。


伊豆沼が顔をくしゃくしゃにして
妻の明子のことを話しているのを見てたら
意識不明の明子の横で、
美智子へのラブレター書いてた人と
同じ人とは思えないよ。



あとラストシーンで桂木が座席側から出てきたんだけど、
照明に照らされて闇の中に浮かび上がった彼の上腕二頭筋を
私は忘れないと思います。

同じくらいの世代の役者さんたちで
内容も同じ世代の人たちの話で
どうしたらいいんだろうって
終わってからはしばらく呆然としてました。
そして、今も迷っている。

あんなに熱くまっすぐ生きられたらなあ。